2016-07-25 “寝顔” "寝顔"朝の先っぽで目が醒めるいま僕は睡眠の波間にいる 雨の音に気付いてしまった部屋で聴く雨音は どんなBGMより心地がいい もう一度ベッドに倒れることもできたがカーテンを開けるほうを選んだ 街の寝顔を見渡してみるコントラストを失った家々黙りこくった道路を見たら取り残された気持ちになった ベッドに戻ると幼い子の寝顔があった父や母も僕の寝顔に微笑んだのだろうか