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“寝顔”

"寝顔"

朝の先っぽで目が醒める
いま僕は睡眠の波間にいる

雨の音に気付いてしまった
部屋で聴く雨音は どんなBGMより心地がいい

もう一度ベッドに倒れることもできたが
カーテンを開けるほうを選んだ

街の寝顔を見渡してみる
コントラストを失った家々
黙りこくった道路を見たら
取り残された気持ちになった

ベッドに戻ると幼い子の寝顔があった
父や母も僕の寝顔に微笑んだのだろうか