ということさえも

ということさえも

いつからだろう 悲しめなくなった

涙はカッコわるいと

大人に教わったか 僕がそう思ったのか

それさえも それさえも

誤解がこわい そう怯えてたら

無言になっていた

晴れてるのに曇ってる自分に悔しむ

そうなにもかも そうなにもかも

空を描いてみたかった

ブルーの画用紙に白模様を置いてみる

うまく描けない なにかが違う

雲は影があるから泳げるのか

子どもと大人はグラデーション

いつからなんて決めなくていい

どこからなんて知らなくていい

成長って自分を否定することから

忘れていることに気付いていくこと

いつもそうさ やっぱりさ

休めばいいの?走ればいいの?

もう10倍も行きた未来の僕は

立ち尽くして動けないでいるよ

人格の仕上がった4歳の頃の僕

なにも知らなかったろうな

それが答えだということさえも